認知症に病名がついたら
病院で認知症の原因が特定出来たら、次にすべきことです。
治るようであれば、
お医者さんの指示に従って治療に専念すればいいと思います。
治らない場合は病院以外のところでやることがあります。
まずは介護認定をもらいます。
デイサービスなどを利用する際に、介護認定が必要です。
介護認定は市区町村がやるので、市役所、区役所(以降、役所)に相談に行くのが直接的ではありますが、
今はとてもありがたい「地域包括支援センター」というところがあります。
お住いの市区町村にある「地域包括支援センター」の連絡先を調べてください。
私はこんなありがたいサービスがあるのかと大変感動しました。
私の住んでいる街の役所は平日しか開いていません。
土曜日は基本的に手続きできないのです。
しかし、地域包括センターは土曜日もやっていました。
平日休みの方は問題ないでしょうが、土日祝日休みの人間としては
土曜日に対応してくれる事はどれほどありがたいか。
※お住いの地域によっては土曜日は営業日となっていない場合もあります。
地域包括センターは現状をヒアリングし、本人と面談。
それから役所へ提出する必要な書類を準備してくれます。
そこで必要な書類にサインと判子を押したら、
代わりに提出もしてくれます。
介護認定が下りたら受けられるサービスについても説明をしていただき、
これからどうやってサービスを利用していくかを手取り足取り教えてくれました。
ケアマネージャーも決め、本人の性格や家族の希望を考慮しながら
一緒に進むべき道を決めて行ってくれました。
多分以前は役所の窓口にこちらから出向き、
自分で道を切り開かないといけなかったのだと思います。
税金は高いし政治家は何もしないと不満の声を聴きますが、
一側面はそれもあるでしょう、否定はしません。
ですが、私はこの地域包括センターを作ってくれた政治の力、
本当に感謝しています。
今後の介護問題、たくさんの税金がかかるでしょうが、
私のような独り身の介護の経験もない無知な人間が
認知症の家族と暮らしていかなければいけない状況に陥った時、
はじめて行政のありがたみを知りました。
もちろん、足りないところもあります。
もっと家族の負担が減らせたらいいのに、
今は認知症も進み、さらに厳しい状況になっているので、
その不足分もよくわかっています。
それでも自己責任のこの世の中、私は本当にありがたかったです。
地域包括センターを作ってくれた方、働いている方にこの声が伝わるといいな。

